こんにちは!新検見川駅前整骨院です。
少しずつ気温も下がり秋~冬の時季になっていきますね。
急な寒暖差により筋肉の硬直がみられるこの季節。
「寝違え」・・皆さんも一度は経験があるのではないでしょうか?
朝目が覚めて体を起こそうとした瞬間、「あれ、首が動かない」「横を向くとズキッと痛い」…これがいわゆる“寝違え”です。普段は元気な方でも、突然起こるので驚きますよね。
「昨日は特に運動もしていないのに、なぜ?」と思う方も多いですが、寝違えにはいくつかの原因が考えられます。今回は寝違えの原因や対処法、そして当院でできるケアについてご紹介します。
寝違えの原因とは?
寝違えは正式な医学用語ではなく、首や肩の筋肉・靭帯に一時的な炎症や過緊張が起きている状態を指します。主な原因は次のようなものです。
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不自然な姿勢での睡眠
長時間、首に負担のかかる角度で寝てしまうと筋肉にストレスがかかり炎症を起こします。特に枕の高さが合っていないと寝違えが起こりやすくなります。 -
筋肉の疲労や血流不足
日中のデスクワークやスマホ操作で首・肩の筋肉がこわばったまま眠ると、血流が悪くなり、寝ている間に筋肉が回復しきれず痛みを引き起こします。 -
冷えによる影響
エアコンや扇風機の風が首元に直接あたると、筋肉が冷えて硬くなり、寝違えにつながることがあります。季節の変わり目にも注意が必要です。
寝違えたときにやってはいけないこと
「早く治したい!」と焦って強く揉んだり、無理にストレッチしたりする方がいますが、これは逆効果。炎症を悪化させて痛みが長引く原因になります。
また、湿布を使う場合も注意が必要です。熱っぽい痛みがあるときは冷却用の湿布が適していますが、炎症が落ち着いているのに冷やし続けると血流が悪くなり回復が遅れます。自己判断で長く使わず、状態に合わせて切り替えることが大切です。
自分でできる対処法
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安静にする
首を動かさず、痛みの少ない姿勢で休むことが第一です。無理に動かすのは禁物です。 -
冷却と温めの使い分け
発症直後の炎症が強い時期は冷やす、2~3日して熱感が収まったら温めて血流を促す、という流れがおすすめです。 -
枕の高さを見直す
合わない枕は再発の原因になります。首が自然なカーブを保てる高さを意識しましょう。
当院でのケア
寝違えは放っておいても数日で自然に治ることもありますが、正しく対処しないと痛みが長引いたり、繰り返したりします。当院では以下のようなケアを行っています。
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炎症を抑える施術
過度な負担をかけず、首や肩の緊張を和らげる施術を行います。 -
姿勢や筋肉バランスの調整
デスクワークやスマホ操作で崩れた姿勢を整え、再発しにくい体づくりをサポートします。 -
生活指導
枕の選び方や寝る姿勢、日常でできるストレッチなどをアドバイスし、ご自身で予防できるようお手伝いします。
再発を防ぐために
寝違えを繰り返す方は、首や肩に慢性的な疲労がたまっている可能性があります。普段から次のことを心がけてみましょう。
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長時間同じ姿勢を続けない
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スマホやPC作業ではこまめに首を回す
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入浴でしっかり温め、血流を良くする
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軽いストレッチや運動で筋肉をほぐす
これらを意識することで、寝違えのリスクを大幅に減らすことができます。
まとめ
寝違えは誰にでも起こる身近なトラブルですが、正しく対処することが大切です。無理に動かさず、状態に合わせて冷却や温熱を使い分けましょう。そして繰り返さないためには、日頃から首や肩のケアを心がけることがポイントです。
もし強い痛みが続く、しびれを伴う、肩や腕まで痛みが広がるといった場合は、首の関節や神経に関わる症状の可能性もあります。その際は自己判断せず、早めに専門家へご相談ください。
当院では寝違えの施術はもちろん、再発予防のための姿勢改善や生活指導までしっかりサポートしています。「朝起きたら首が痛い!」と困ったときには、ぜひお気軽にご相談ください。