こんにちは新検見川駅前整骨院です。
気温がグッと下がっていますが体調管理は大丈夫でしょうか??
今回は前回同様に腰の症状で起こりやすい症例をお伝えします!!
腰の痛みが長引く、前かがみや後ろ反りで痛む、脚にしびれがある——。
そんな症状の裏にあるかもしれないのが「腰椎すべり症」や「腰椎分離症」です。
どちらも腰椎(腰の骨)に負担がかかることで起こる疾患で、放置すると慢性的な痛みや神経症状へ進行することもあります。
今回は、その違いや原因、そして当院でできるサポートについて分かりやすくご紹介します。
腰椎分離症とは
腰椎分離症は、腰椎の後方部分(椎弓と呼ばれる部分)にヒビが入り、骨が分かれてしまう状態をいいます。
主に成長期の10代のスポーツ選手に多く、特にジャンプや腰を反らす動作を繰り返す競技(野球・サッカー・バレーボール・体操など)で発症しやすいです。
初期段階では「疲労骨折」に近い状態であり、早期発見と安静で自然に治ることもあります。
しかし、痛みを我慢して運動を続けてしまうと、骨がくっつかないまま「分離した状態」で残り、将来的に慢性腰痛の原因となることがあります。
腰椎すべり症とは
腰椎すべり症は、腰の骨が前方にずれてしまう病気です。
分離症によって腰の構造が弱くなると、支えきれずにずれやすくなります。これを「分離すべり症」と呼びます。
一方で、加齢によって椎間板や靭帯がゆるみ、骨がずれる「変性すべり症」もあります。
こちらは中高年の女性に多く、慢性的な腰痛や脚のしびれ(坐骨神経痛のような症状)を引き起こすことがあります。
ひどくなると下記のような状態(狭窄症やヘルニア)を引き起こす事も・・・
主な症状
腰椎分離症・すべり症に共通する主な症状は以下の通りです。
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腰の鈍い痛み・重だるさ
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腰を反らすと痛みが強くなる
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長時間立っていると腰がつらい
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お尻や太ももにしびれが出る
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前かがみや体をひねると違和感がある
分離症の初期では、筋肉のこわばりや軽い痛みだけで気づかないことも多く、部活や運動を続けるうちに悪化するケースもあります。
すべり症が進行すると、神経の圧迫により脚にしびれや感覚異常が出ることがあります。
当院でできること
当院では、腰椎分離症・すべり症の痛みを軽減し、再発を防ぐための身体のケアと機能改善を行っています。
症状や姿勢の状態をしっかり確認したうえで、腰への負担を軽くする施術を行います。
主な施術内容
・手技療法
→腰やお尻、太ももの筋肉を揉捏し、筋肉を緩める事で除痛効果、血流促進を促します。
・骨盤・姿勢の調整
身体全体の歪みを整え、正常な位置に戻すことで腰椎への負担を軽減します。
・電気療法(EMSなど)
深部の筋肉へ刺激を与え、インナーの筋力の低下を防ぎ、骨盤の安定化を図ることで腰椎への負担を軽減します。
・ストレッチ・運動指導
腰を支える体幹や下肢の筋肉を安全に鍛える方法をお伝えします。
また、日常生活での姿勢指導も行い、腰に負担をかけない動作習慣をサポートします。
たとえば、「長時間の前かがみを避ける」「椅子に深く座る」「寝姿勢を工夫する」など、ちょっとした意識で痛みを予防できます。
放置せず、早めのケアをおすすめします
腰椎分離症・すべり症は、放置すると慢性化し、神経症状が強くなる恐れがあります。
「ただの腰痛」と思っていても、骨や神経のトラブルが隠れていることがあります。
当院では医療機関と連携しながら、症状に応じた施術や生活指導を行っています。
腰の痛みが続く方、姿勢や動作に違和感がある方、運動を再開したい方も、お気軽にご相談ください。
無理をせず、正しいケアで健康な腰を取り戻しましょう。
腰椎分離症・すべり症は、成長期のスポーツや加齢など、誰にでも起こりうる腰のトラブルです。
早期発見と正しいケアで、痛みを軽減し再発を防ぐことができます。
当院では、一人ひとりの身体に合わせた施術とアドバイスで、健康な日常生活をサポートしています。
「最近、腰の痛みが気になる」「長時間立つとしびれる」などの症状がある方は、ぜひ一度、新検見川駅前整骨院までご相談ください。