坐骨神経痛とは
坐骨神経痛とは、腰からお尻、太ももの裏、ふくらはぎ、足先にかけて痛みやしびれが生じる症状のことを指します。これは病名ではなく、何らかの原因によって坐骨神経が圧迫・刺激されることで発生する症状の総称です。
主な原因
1. 腰椎椎間板ヘルニア
腰の椎間板が飛び出し、坐骨神経を圧迫することで痛みやしびれが発生します。特に20〜40代の人に多く見られます。
2. 腰部脊柱管狭窄症
加齢によって脊柱管が狭くなり、神経が圧迫されることで症状が現れます。長時間歩くと痛みが強くなり、休むと軽減するのが特徴です。
3. 梨状筋症候群
お尻の深い部分にある梨状筋が硬くなり、坐骨神経を圧迫することで痛みが発生します。デスクワークや運動不足の人に多く見られます。
4. 筋肉の硬直や血行不良
長時間の同じ姿勢や運動不足により、腰やお尻の筋肉が硬くなると、坐骨神経が圧迫されることがあります。
坐骨神経痛の対策
1. ストレッチや運動療法
・梨状筋ストレッチ:椅子に座り、片方の足をもう片方の太ももに乗せ、前屈することでお尻の筋肉を伸ばします。
・太もも裏のストレッチ:仰向けで片足を伸ばし、もう片足を抱えてゆっくり伸ばす。
2. 姿勢の改善
長時間座る場合は、骨盤を立てて背筋を伸ばすよう意識しましょう。また、デスクワーク時にはクッションを使用し、腰への負担を軽減するのも効果的です。
3. 温熱療法
お風呂や温湿布で腰やお尻を温めると、血行が良くなり、神経の圧迫が緩和されることがあります。
4. 整体やマッサージ
専門家による施術を受けることで、筋肉の緊張をほぐし、神経の圧迫を軽減できます。
5. 医療機関での治療
痛みが強い場合は、整形外科を受診し、投薬や神経ブロック注射、リハビリを検討しましょう。
まとめ
坐骨神経痛の主な原因は、腰椎の異常や筋肉の硬直などです。ストレッチや姿勢改善、温熱療法などの対策を行い、症状が改善しない場合は医療機関を受診しましょう。
新検見川駅前整骨院
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